ミニバスケットボールとは
一言でミニバスケットボール説明すると、小学生がプレーできるように少しルールをかえたバスケットボールです。
友情・ははえみ・フェアプレーの精神のもとミニバス独自のルールがあります。
大人がプレーするバスケットボールとは、ルールが少し違いがありますので説明していきます。
ミニバスケットボールのルール
コート
縦２８ｍ～２２ｍ、横１５ｍ～１２ｍとし、縦・横の釣り合いが取れたコートでプレーします。
ゴールの高さは、大人３．０５ｍですが、ミニバスでは２．６０ｍと低く設定されています。
ちなみに、ラインの太さは５センチ。コートはラインの内側です。
ゴールの高さ
フロアーからリングまでの高さは２．６０ｍ
中学生以上は、３．０５ｍ。ミニバスは４５ｃｍ低くなっています。
ボール
５号球を使用します。
ちなみに、男子中学生以上は７号球、女子中学生以上は６号球を使用します。
試合時間
１ピリオド６分、４ピリオド制。１ピリと２ピリ、３ピリと４ピリの間は１分間、ハーフタイムは５分間です。しかし、おそらく全国的に、少し短く５－１－５－３－５－１－５分で運営されている事かと思いますが、大会の上位になると、１ピリオド６分で運用されています。
ゲームの人数
１チーム、１０人で行います。
３ピリオドまでに１０人の選手を出さなくてはいけません。ちなみに１ピリオドから出ている選手は、１・２・３ピリオドまで３ピリ続けては出られません。２・３・４ピリの起用はＯＫです。
ちなみに、全国的に同じ対応だと思いますが、チーム事情で男女混合のチームは大会では男子チーム扱いになります。
得点
１ゴール２点。フリースローは１点です。
３ポイントシュートの設定はありませんので、遠くからシュートを決めても２点です。
選手交代
１・２・３ピリオドは、交代はできませんが、個人ファールで５個目を宣告された時と、選手が負傷した場合は可能です。４ピリオドとオーバータイムのタイムアウトの時は交代できます。
ディフェンスについて
マンツーマンディフェンスのみ。ゾーンディフェンスは禁止されてます。
ＪＢＡ（公益財団法人日本バスケットボール協会）で決まってます。アンダーカテゴリー（Ｕ－１５）でのマンツーマン推進に取り組んでおられます。
１対１でのオフェンス、ディフェンスの強化。個人のスキルアップをはかり、世界に通用する選手の育成の為だと思います。
バイオレーション
バイオレーションとは
一言でいうと、ルール違反の事です。バイオレーションをしてしまうと、ボールの所有権が相手チームになり、違反が起こった場所から一番近い位置から相手チームにスローインになります。
バイオレーションの種類
- アウトオブバウンズ・・・ボール保持したプレーヤーがコートの外に出たり、ボールが外に出る事。
- ダブルドリブル・・・ドリブルをしているプレーヤーが一度ドリブルが終わってから再びドリブルをつく事。
- トラベリング・・・ボールを保持したプレーヤー、ドリブルを使わずに３歩以上歩く行為
- キックボール・・・ボールを故意に足でブロックしたり、扱う行為
- ３秒ルール・・・攻めているチームが相手の制限区域内に３秒以上とどまってしまう行為
- ５秒ルール・・・スローインからパスを出すまでに５秒以上かかったり、ボールを保持しているプレーヤーがディフェンスから１ｍ以内で積極的にガードされて、パスやドリブルができなかったときに、バイオレーションになります
- ３０秒ルール・・・攻めているチームは、ボールを保持してから３０秒以内にシュートを打たなければならない。
- ゴール・テンディング・・・シュートされたボールが最高到達点から下がってきたときに、敵味方関係なくボールに触れる行為
- インターフェア・・・シュートされたボールがリングの上にある時に、リング・ネット・バックボードに触れる行為
ファール
ファールとは
相手チームの選手と不当に体の接触をしたり、スポーツマンらしくない行為のことです。
ファウルの種類によって、ペナルティーの違いがあります。
主なファールの種類
- チャージング・・・ボールを保持、非保持に関わらず、無理に進行して相手の胴体に突き当たる行為
- ブロッキング・・・ボールを保持、非保持に関わらず、相手チームの選手の進行を体の接触を使って妨害する行為
- ホールディング・・・相手選手の動きを、不当な行為で抑えたり、つかんだりする行為
- プッシング・・・ボールを保持、非保持に関わらず、相手チームの選手を手や体の一部を使って押しのける行為
その他、大人のバスケットボールとの違い
バックパスが無いです。よって８秒ルールもありません。
ショットクロックは３０秒です。１４秒リセットはありません。
その他、バイオレーションやファールは、ほぼ大人のバスケットボールと同じです。
