今回は、ディフェンスのクローズアウトを意識しておこなう2対2の練習を紹介します。
マンツーマンディフェンスの基準として、ボールマンには概ね1.5m以内でマッチアップしないといけません。
オフェンスが速いパス回しをすれば、ディフェンスはヘルプポジションからボールマンに対して一気にクローズアウトしなければなりません。
逆にオフェンスは、パスキャッチをした時、
- シュートを打つ
- パスをする
- ドライブをする
プレーの選択を的確にしないといけません。
そういった場面のオフェンスとディフェンスの駆け引きを、
この2対2では練習ができます。
クローズアウトを意識した2対2練習
下図1の様に、①、②、③、④と4カ所に分かれてスタートします。
①、②はディフェンス(黒)
③、④はオフェンス(白)
図1
①からスタート
①は②へパスをします。その後すぐにオフェンス③へクローズアウト
図2
①からパスを受けた②は直ぐにオフェンス③へパス
②はパスと同時にオフェンス④へクローズアウト
図3
パスを受けた③は直ぐに④へパス
ディフェンス②は一気に④へクローズアウト
図4
②は④に対して間合いを詰めます
ディフェンス①は③のクローズアウトから④の1対1に備えます
このポジショニングを基本に数パターン考えます
図5
パターン1
図5の様に、早く正確なパス回しで④までボールがいくと
②のクローズアウトが間に合わない事があります
そこで④の選択するプレイはシュートになります
図6
パターン2
図4の様に、④に対して、うまく②が詰めてきた時は
④はミドル側にドライブを選択すれば、ディフェンス①はヘルプの動きになるので
オフェンス③は合わせて動きます
図7
パターン3
オフェンス④が1対1の選択ができなかった時は
③へパスを戻し、ディフェンス①へ、スクリーンにいきます
図8
③は④のスクリーンに反応してベースライン側にドライブ
④は③のドライブの瞬間にペイントエリアはダイブします
③は④のダイブにパスをするか、シュート、ドライブインの選択をします
意識する事
この練習で意識、注意する点を上げれば
全体的には、
始まりの①から④までのパスは
- 4人がオフェンスのつもりで
- 速くて正確なパス回しを意識する事
ディフェンスは
- パス後、速く切り替えてディフェンスモードに
- クローズアウトは真剣に
- ボールマンとのかけひきを覚える
オフェンスは
- ボールを持った時のプレイの選択
- ボールマンになった時の積極的な姿勢
- ディフェンスとのかけひき
オフェンスのプレイパターンは、まだありますので、チームのレベル、スタイルで考えて下さい。
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