ミニバスでよく見かけるのが、オフェンス、ディフェンス共通して、ボールばかり見てしまって、周りが見えなくなる選手がいる事。
ディフェンスの視野
ディフェンスでは、ボールとマークマンを同時に又は交互に目視で確認してパスカットであるとかボディーチェックをします。
しかし、よくあるミスは、ボールマンがどこかにパスをすると、ボールを目で追ってしまってマークマンから目を離してしまう。結果、空いているスペースに入られて失点となるケースがあります。
ボールにばかり気を取られていてはいけません。
ボールとマークマンを同時又は交互に見る視野の広いディフェンスを目指しましょう。
基本は、ボールマンとマークマンが同時に確認しやすいポジションをとる事。
自分の守るべきゴールに背中を向け、マークマンよりも1歩下がって(ゴール側)ボールマンとマークマンが左右に見える位置で、左右の手で指をさす、『ピストルスタンス』を心がけましょう。
そうすれば、チームメイトが抜かれてしまってもカバーに行くことができます。
ボールに対して、オフボールのマークマンが合わせに入ってきてもボディーチェックが可能になります。
ピストルスタンスを意識して、ボール50%、マークマン50%の割合で視野を保ちましょう。大切なのは、そのあとのボールに動きがあった時にもマークマンへの視野50%をキープする集中力をつける事です。
オフェンスの視野
何かに一生懸命になってしまう症候群
オフェンスでは、ディフェンス以上に視野の広さが重要になってきます。
まず、オフェンスで視野の狭い選手の特徴として上がられるのが、
『何かに一生懸命になってしまう症候群』
です。
頑張ってプレーしているのに、なぜか上手くいかないパターン。
- ドリブルに一生懸命
- 空きスペースに走っていくのに一生懸命
- ディフェンスでマークマンを一生懸命追いかけすぎて切り替えが遅い
ドリブルに一生懸命
ドリブルすることに集中しすぎて周りが見えなくなると、シュートチャンスも逃します。パスするタイミングが悪くなり、パスカットされてしまいます。
ボールを見ないでドリブルができるようにハンドリングを良くしましょう。
関連記事【ドリブルが苦手な人必見、上手い人のコツを教えます】
視野が広くなるとチャンスが見えてきます。ドリブル中でもディフェンスが寄ってくるのが見えるので、邪魔される前にパスをさばけるようになります。理想ですね。
空きスペースに走っていくのに一生懸命
そもそも、空きスペースに到着してからボールを確認してパスを受けようとすることが間違いです。
空きスペースにパスを出してもらってキャッチと同時にスペースを埋めることが大事ですので、まずはボールマンの味方とコミュニケーションをとることが大切になってきます。コートの真ん中を一生懸命走ってフロントコートに向かっていく選手は視野が狭くなることが多いです。コートのサイドライン側を走るようにすると視野の方向が一定になるので視野を広くするコツです。
ディフェンスでマークマンを一生懸命追いかけすぎて切り替えが遅い
ディフェンスでマークマンを一生懸命追いかけすぎて視野が狭くなると、オフェンスになった時に出遅れてしまいます。そんな選手は9割ディフェンスのポジショニングが悪いです。先に書いた、『ディフェンスの視野』をご覧ください。
バスケットボールで活躍したいなら、視野を広くするための余裕を手に入れましょう。
それは基本をはやく身に着けることでもあります。
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