・スペーシング練習のヒント
オフボールマンがお地蔵さんになる
先日の試合で、ボールを待ていない子がコート内でお地蔵さん(動かなくなる)になってしまうという現象が起こってしまいました。
バスケットボールは、10人で1個のボールを使います。
しつこいですが、10人で1個です!
とっ言うことは、9人はボールを持っていないことになりますよね。
無論、5人対5人で対戦するスポーツですので9人中5人はディフェンスをしています。
オフェンスの5人の1人がボールを持っているわけなので、
コート上のオフェンスの4名がオフボールマンということです。
当たり前の知識ですね。
そのオフボールマンの子の動きが止まってしまうと、相手ディフェンスにとても有利な状況になります。
(マンツーマンなのにゾーンディフェンスのように守れてしまう)
試合中にタイムアウトをとって、動くように指示を出すけど、理解できないと状況は好転しない。
やはり練習でパスランと合わせてスペーシングができるようにしたいですね。
でも、理解の良い子と、そうでない子がいるのも現実。
「何かスペーシング練習のヒントはないだろうか。」
オフェンスの5人が良い距離感でパスが回せるように
と考えて思いついたのが、やはり、コートにマーキングを置いてマーキング間をパスランで移動させる練習メニュー。
スペーシング練習のヒント
ミニバスの練習なので、5アウトのオフェンスを教えます。
これが4アウト1インなら、もっと動きやすいかと思うのですが、ミニバスなので私は5アウトの指導にこだわります。
その練習メニューは各チームでいろいろあると思います。
でも動きが小さかったり、コートの使い方が狭かったり、子供たちの動きがイマイチな時の【ヒント】です。
上の画像の通りに、
【トップ・ウイング・コーナー】
に、ポイントを置きます。
と言いたいですが、コートないを選手が動き回ることが前提ですので
立体的なポイントを置くのは危険です。
そこで、今回、私のチームで取り入れたのが、
ラインテープ、もしくは、よくホームセンターで売っている養生テープを使って
大きな✖︎マークをコートに書く(貼る)
ということです。
できるだけ、大きな✖︎マークにしてあげましょう。
理由は、
・大きくすることでその周辺が全体がオープンスペースという認識になる
・逆に小さいと目標がピンポイント過ぎて動きがギクシャクする
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