そんな、指導者、保護者、先輩の悩みのお手伝いをします。
マンツーマンディフェンスと一言で言っても、いろんな場面とマークマンの違いでいろんなパターンがあります。
今回の記事は、バスケを始めたばかりの子供達や初心者に、どう説明すればバスケらしい動きのマンツーマンディフェンスができるようになるのか?という内容です。
✔︎本記事の内容
・その指導間違っています
・指導者も丁寧に指導している
・基本は追いかけるより先回り
・マンツーマンディフェンスを教えるポイント
基本的に先回りで形になる
バスケを始めた初心者の子たちや、うまく指導者の指導が理解できていない子供達にありがちなマンツーマンディフェンスができていない例が
【マークマンがわかっていない】
これは、始めたばかりの子供たちは必ずなる「迷子」状態。
これは、ある程度練習をすれば、わかってくることかと。
今回の記事は以下のことについてです。
【追っかけディフェンス】
マークマンが動けば後追いで、マークマンの背中を見ながら頑張って追いかける動き。
子供たちは頑張ってマークマンを追いかけているんです。
でも、バスケットボールをよく知っている人なら、もう全然ダメなのは一目瞭然。
指導者や保護者が頑張ってディフェンスのやり方は指導しても、追っかけディフェンスになってしまう子は結構いますよね。
指導者の説明を子供達が上手く理解できていない証拠です。
では、どう説明すれば、子供たちは理解してくれるのか。
単純に「マークマンが行きたいところに先回りしよう」
と、教えてみましょう。
ミニバスの子供達に難しいポジショニングを教えるよりも、特に低学年など初心者にマンツーマンディフェンスをわかってもらいたい時は、
「基本的に先回りで形になる」
ということです。
その指導間違っています
バスケットボールを始めたばかりの子供や、理解力にも個人差がありますが、指導する側が、
「教えれば、できて当たり前」
と勘違いして指導を進めている場合があります。
中には、少し教えれば勘良くバスケをしてくれる子もいるかもしれませんが、みんなそんな子ではないですよ。
やはり、ミニバスをしている子は小学生です。しかも、低学年から高学年まで幅が広い。
教えてすぐにできないのは当たり前です。
もう一度そのことを認識して以下の事例が当てはまらないか確認をしましょう。
マンツーマンディフェンスが上手くできていない子に
「マークマンについて行かないと!やられるよ!」
まさに悪魔の一言。
もう、指導者が悪い例を教えていることに気が付いていない事例です。
マンツーマンディフェンスの正しいポジショニングを理解している子には、通用する指導かもしれませんが、初心者やまだマンツーマンディフェンスの理解が浅い子には、真逆の指導です。
なぜか!
もう、わかりますよね。
読んで字の如く。
「マークマンについて行け!」
マームマンの背中を追いかける、後追いディフェンスをやりましょうと教えていることになります。
バスケットボールをよく知っている人なら理解できるでしょうけど、初心者にすれば後追いディフェンスを必死でやるでしょう。
指導者も丁寧に指導している
指導者の立場からすれば、
「マンツーマンディフェンスのやり方を丁寧に教えて、できるようになってほしいという思い。」
その気持ちは理解します。
でも、実際のところマンツーマンディフェンスができない子供達に、
「マークマンについて行け」と指導してしまうと、一向に良くなってくれない。
・指導者も、何度言ってもできるようにならない。
という負の連鎖。
やはり、子供にもいろんな子がいる。
十人十色なんです。
ほとんどの指導者は、「バスケットボールのことをよく知っている人」という自覚があるでしょう。
その自信や自覚から、当たり前のことを要求してしまいますが、もう一度自分がバスケを始めた頃を思い出してみて下さい。
大人の世界にも、よく似た事例はありますよね。
上司や得意先の人間に、わからないことを教えてもらうことがあると思います。
でも、その説明がよく理解できないことってありますよね。
そもそも、教える方は理解していて当たり前の感覚で説明してくるから、聞く方は頭が?になってしまいます。
子供たちも同じなんです。
もう一度、初心に戻って子供達と向き合いましょう。
マンツーマンディフェンスの基本は追いかけるより先回り
マンツーマンディフェンスが上手くできない子たちに教える時は、
「ついて行け」
ではなく、
「先回りしよう」
と教えれば、マンツーマンディフェンスらしくなります。
【マンツーマンディフェンスは基本的に先回りが原則】
ということです。
まずは、先回り方式から入って、細かいところを修正してあげましょう。
別記事でもマンツーマンディフェンスについて書いていますのでよければ読んでみて下さい。
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バスケ初心者にマンツーマンディフェンスを教えるポイント
②「マークマンについて行け!」は真逆の指導
③もう一度、初心に戻って子供達と向き合う
④「基本的に先回りが原則」を教える
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