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バスケをする時の意識の問題

私がコーチをしているミニバスケットボールクラブに軸となる選手が育たない原因と問題点について整理していきたいと思います。

5点の問題をあげました。

① 練習回数の問題

② 練習メニューの問題

③ 在籍選手の人数の問題

④ 子供達の運動能力の問題

⑤ 子供達の意識、保護者の意識の問題

いままで、①~④までを書き出して、整理してきました。

今回は

⑤ 子供達の意識、保護者の意識の問題

を考えます。

子供達の意識、保護者の意識の問題

ミニバスの選手を育てていく上で一番重要なことかもしれません。意識の問題です。

冒頭から本質を記述しますが

ミニバスを、バスケを、いや何を上達すにも、やるのは個人なんです。個人の素質、適正も重要要素ですが、意識して努力するのは個人なんです。上手くなりたいという意識!誰にも負けたくない意識!楽しくバスケをするという意識!

その個人の努力を導いていくのが、コーチ、仲間、保護者なんです。

まず、選手のやる気スイッチをどうやってON!にするか。選手一人ひとり性別も違えば身長、学年も違います。それを考えて個人個人で違った指導をしてあげれば良いのですが、スタッフ不足のミニバスクラブは現実難しい。

全体の練習を通して、みんなにわかりやすく、指導して選手が自主的に『よし!やってやる!』と気持ちを入れて練習に取り組んでくれる事を心がけてやってますが、冗談をしながら練習したり、説明をしていても話を聞かないなど、状況はさまざま。

もっと、選手のミニバスへ対する意識を上げあげないと・・・ん~悩みます。

どんなに練習メニューを考えて、ポイントを説明しても、やるのは選手個人。うちのクラブでも、意識の高い子と、そうでない子がいます。一年間通してみると、明らかに差がでてきます。

保護者の方の関わり方でも、選手の意識の差、スキルと伸び率の差はでると思います。

練習を土曜日と日曜日の午前中にしていますが、子供を送り届けて、終われば車の中で待機して連れて帰られます。他の保護者、指導者とのコミュニケーションは?と思うような家庭が過去ありました。保育園的に思っておられるのでは?

積極的に練習を見学に来られたり、たまに練習に参加してもらったりするご家庭の子は、意識が高い気がします。保護者がバスケ経験者かそうでないかは関係ないです。どれだけ、自分の子のバスケに興味があるかどうか。保護者の意識が子供の意識を左右するということです。

正直、強豪チームなどを見ていると、保護者と指導者の連携と意識の高さが目に見えてわかります。みんなでチームTシャツをそろえるとか、イベントをやるとか。積極的に保護者の方が活動されてます。親の努力は、選手の意識を上げるにはプラスになっていると思います。でも保護者の立場で考えると、お付き合いが大変で保護者間の問題が起きることも考えられます。選手の人数が多いクラブは大変だと思いますけど。

以上の事を考えた結果

うちのクラブでできる対策は

子供たちのミニバスに対する意識を上げてあげる為に、指導者としては、子供たちに、とにかくミニバスを楽しむことを教える。ミニバスのオフェンスもディフェンスも楽しく思えるように、楽しいくも厳しい練習メニューを考える。そして、何よりも何度も子供たちに、バスケットボールがうまくなりたかったら、真剣に!まじめに!誰よりも!練習に取り組むことを伝える。それがクラブの仲間の為にもなる事も伝える。ミニバスをすることに協力してくれる家族への感謝も含めて自分のミニバスへの意識を高くすることを伝える。

保護者の方とは積極的にバスケトークをする。専門的な内容のトークでも説明しながら選手の良いところ修正しないといけないところの意見交換をする。そうすることで子供のバスケに興味を持ってもらい各家庭でバスケトークをしてもらう。

今回の記事で、当ミニバスクラブの問題点と対策を整理できました。

この結果をどう反映していくか。このブログにたどり着いたミニバス指導者の方と一緒に考えたいです。

難しいけど楽しいミニバス指導

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