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ミニバス|気をつけよう!熱中症から子供たちを守る

スポーツというのは体を動かすのが基本になってきます。

身体を動かすと体が熱くなり、体温調整の為に人間は汗をかきます。

梅雨の時期から真夏の気温が高くなる時期には、やはり体への負担も大きくなり、近年よく耳にするのが『熱中症』です。

ミニバスケットボールは取り分け、小学生を対象に活動をしていますので、その日その時の各個人のコンディションを自発的に発信できる子と、そうでない子がいますので指導するコーチがよく子供たちを観察して、練習中の熱中症予防に取り組まなければなりません。そこで、今回は熱中症についてまとめました。

熱中症とは

人間の体温は、身体から発生する熱と輻射や汗の蒸発などで失われる熱のバランスによって

ほぼ一定に保たれています。

しかし、高温・多湿・風が弱い・輻射熱(壁や地面からの放射による熱)などが原因で、体内の水分や塩分のバランスが崩れて体温の調整機能が上手く機能しなくなる事があります。

このことが原因で起こる障害を

熱 中 症

と言います。

以下の症状があれば熱中症の疑いがあります。最悪の場合死に至る危険性がありますが、予防と早期発見で防ぐことができます。

熱痙攣 全身痙攣ではなく「筋肉のこむらがえり」、いわゆる足が攣るなどの症状
熱失神 「立ちくらみ」などの症状
熱疲労 全員に力が入らない、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状
 

熱中症の分類

熱中症には「具体的な治療の必要性」の観点から重症度という3段階で分類されています。

Ⅰ度 = 現場での応急手当で対応できる軽症

Ⅱ度 = 病院への搬送を必要とする中等症

Ⅲ度 = 入院して集中治療の必要性のある重症

特に「意識がない」などの意識障害の疑いがある場合はすべてⅢ度に分類し、絶対に見逃してはいけない症状です。

分類 症  状
Ⅰ度

めまい・失神

「立ちくらみ」という症状で脳への血流が瞬間的に不十分になったことを示します。熱失神と呼ぶこともあります。

筋肉痛・筋肉の硬直

「こむらがえり」のことで、筋肉の痛みを伴います。発汗に伴う塩分の欠乏によりおこります。これを熱痙攣と呼ぶこともあります。

大量の発汗

Ⅱ度

頭痛・吐き気・嘔吐・気分の不快感・倦怠感・虚脱感

体がぐったりする、力がはいらないなど、熱疲労と言われている状態

Ⅲ度

意識障害・痙攣・手足の運動障害

呼びかけや刺激への反応がおかしい、体にガクガクとひきつけがある、まっすぐ走れない・歩けないなど

高体温

体に触ると熱い。従来から「熱射病」や「重度の日射病」と言われていたもの。

熱中症の手当て

熱中症の症状に気が付いた場合の対処法は

ポイントはいかに早く体温を下げるかという事です!
  • できるだけ早く風通しの良い日陰や、冷房の効いた室内に避難させる。
  • 衣服を脱がせて、熱の放散を助け、楽な体位にする。顔色が悪く脈が弱い場合は、足を高くする体位にする。
  • 意識がある場合は、吐き気や嘔吐がなければ、スポーツ飲料や薄い食塩水などで水分補給をする。
  • 露出した皮膚に水をかけて、うちわや扇風機で風をあてることで気化熱を利用し体を冷やします。また、氷のうなどでわきの下など皮膚の直下を流れている血液を冷やす。
  • 水分補給もできない状態や、痙攣をおこしている、症状が良くならない、様子がおかしいなど、手当の判断に迷ったときは、迷わず救急車を呼ぶなど、緊急の対応をします。その時、救急隊が到着するまでは、体の体温を冷やすことは続けましょう。

熱中症の予防策は?

熱中症の症状と手当は書いたとおりです。

しかし、もっと大切なのは

熱中症の予防策です。

まずは熱中症にならない!させない!

が基本になってくると考えます。

熱中症は、急に暑くなった時や、蒸し暑い日に多く見られます。また練習オフからの休み明けなどは熱中症になりやすいタイミングです。これは、体が暑さになれていない事が原因だと言われています。

バスケットボールだけが熱中症になるわけではないので、全般的な予防法を考えます。

  • 屋外では日陰で活動できるように考える。室内では空調設備のある環境を考える。(現状、ミニバスの活動では難易度の高い対策になるかと思います)
  • 汗を拭く時は、濡れたタオルを使う、吸汗・速乾性の良い涼しい衣類を着用するなど、暑さを回避する。
  • もちろん、喉が渇いた時や、運動をする前など、水分補給をこまめにする。喉が渇いてなくても水分補給をすること。
  • 急に暑くなる日は注意することと、暑さに慣れていない人は、暑さに慣れる工夫が必要がある。
  • 日ごろから、暑い環境での運動をし汗をかく習慣を身に着けて、暑さに慣れた体をつくる。
  • 慢性疾患・薬剤服用など個人の条件をよく考える。
  • 疲労や睡眠不足も少なからず原因となる場合があるので、総合的に健康管理、生活習慣の管理が必要である。
  • 個人の予防策はもちろんだが、集団で活動するチームスポーツの環境であるなら、お互いに配慮・観察が必要である。
  • 熱中症の危険が予測される日などは、練習の最初から負荷の高いトレーニングはしない様にする。気温が30度を超えた日などは、連続の運動時間を15分とし、休憩を挟んで体温が上がらない工夫をする。
  • トレーニングは体力の低い人に合わせる。
  • 運動で失った水分と塩分は、こまめに補う。
  • 熱中症の疑いがある時の為に、チームでスポーツドリンクや経口補水液などの準備をしておく

以上の予防策がすべてではないですが、できる限りの予防策を個人・チームで行い、熱中症にならない・させない、ミニバス活動をしましょう。

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