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ミニバス|熱中症への備え方を選手(子供)、指導者、保護者別でアドバイスします

  • 2023年7月2日
  • 2024年4月25日
  • 知識
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体育館で練習をするバスケットボール。

真夏の練習は、過酷そのものです。

そんな環境の中、ミニバスの練習をする上で、心配なのが『熱中症』です。

でも、バスケットボールにおいて夏の練習を乗り越えることって、体力的、精神論的に子供達が成長するタイミングでもあると思います。

昔と比べると、夏の暑さの種類も変わってきているように思える昨今、

夏の熱中症との向き合い方が大切です。

子供、指導者、保護者別で、熱中症の予防法、考え方をアドバイスしていきます。

 

選手(子供)

熱中症にならないために

選手の皆さん、

夏の練習は暑いし、走る練習が多いし、辛いですよね。

でも、夏の練習をしっかりやりきると、必ず体力がつきます。

まずは、熱中症にならないためにすることがあります。

  • 朝昼晩のご飯をしっかりと食べる事
  • 練習中はこまめに水分補給をする事
  • 睡眠を十分にとる事

まずはこれが基本です。

しっかりと熱中症対策をして、強い体を手に入れましょいう。

でも、夏の練習は暑いです。

練習中に体の違和感を感じた時は、熱中症の可能性があるので、すぐに熱中症の応急処置をしましょう。

 

絶対に我慢しない事!

熱中症が疑われる初期症状

  • 立ちくらみ
  • 軽い頭痛
  • 吐き気

以上のような症状がある時は、熱中症になりかけているかもしれません。

自分の体調は、自分にしかわかりません。

練習中でも、試合中でも、違和感を感じた時は、恥ずかしがらずに周りの友達やコーチ、保護者の方に言いましょう!

 

絶対に!『ガマン』はしないこと!

周りのチームメイトが頑張って練習しているからといって、我慢して自分に嘘をついて練習を続けると

大好きなバスケができなくなります。

夏の練習、もしかしたら夏だけでなく、どんな練習の時でも、

体調が悪くなった時は、すぐにコーチに言いましょう。

 

我慢と辛抱を使い分けましょう

ここがポイント!

夏の練習はきつくて当たり前なんです。

きつい練習が嫌になる時もあります。

サボりたくなる時もあります。

でも、キツイ練習を乗り越えて強い体を作るためにも、

『辛抱(しんぼう)』することを覚えましょう。

頑張ってキツイ練習をやりきる気持ちを手に入れましょう。

そうすることで、バスケット選手として成長します。

 

体調不良は『我慢』しない。

キツイ練習は『辛抱』してやりきる。

 

我慢と辛抱の使い分けをできるようになりうましょう。

 

指導者

夏の練習、頑張りましょう!

指導者の皆さん、

夏の練習、お疲れ様です。

正直、選手も暑いが、指導者はもっと暑いかもしれませんね。

熱中症にならない為にも、

健康管理をしっかりして、休憩と水分をとりながら指導頑張っていきましょう。

水分補給は、選手、指導者ともに

休憩時間に関わらず

いつでも、飲みたい時に適量を摂れるように工夫をして下さい。

 

サポートをお願いしましょう!

選手(子供達)の熱中症、指導者側の立場から考えると、

気が気じゃないですね。

指導者の数が少なくて、子供達の数が多いチームなどは、目が行き届かない事もあります。

あってはいけないのですが、実際ありますよね。

そんな時は、できるだけチーム関係者や保護者の方にサポートをお願いしてみましょう。

暑い時期の体育館、自分以外の大人が体育館にいてもらえるだけで、すごく助かります。

 

選手といい関係を築きましょう!

子供達が、体調不良だと感じた時、

すぐにコーチに申告できるチーム作りが大切です。

 

練習中、試合中のコーチは『絶対的存在』みたいな雰囲気とか

『練習中の私語は厳禁』とか

子供達が気軽にコーチに喋りかけられないチームは危険です。

 

子供達が体調不良や怪我、何かトラブルがあった時に、

言い出しやすい雰囲気のチーム作りを目指しましょう。

特に熱中症の場合は、初期症状に気がついてあげれることが

子供達の命を守るために大切なことです。

夏の練習は、チーム力をあげるために大切な欠かせない練習です。

選手、コーチ、保護者がそれぞれリスペクトしあって、

良い雰囲気のチームを目指しましょう。

 

保護者

熱中症を予防しましょう

ミニバスに夢中になっているお子さん。

バスケットに夢中になって欲しい保護者。

保護者と子供の関係性は、各家庭でいろいろです。

夏の体育館、練習は暑いしキツイです。

そんなミニバスは、熱中症になるリスクは高く、普段元気な子供でも、体調不良の状態で練習を行うと熱中症になる事はあります。

まずは、お子さんが熱中症にならないように、体調管理や必要な物の準備をしてあげて下さい。

  • 栄養価のバランスが取れた食事
  • 十分な睡眠を取れる環境
  • 多めに練習中の水分を持たせてあげる
  • 保護者としてコーチ、選手と良い関係を築く

栄養価の高いバランスの取れた食事って結構難しいと思います。できるだけでいいと思います。

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十分な睡眠を取れるように家庭内のルールを決めるなどしましょう。

練習中の水分は多めに準備をして、塩分の摂れるタブレットなどもあればいいですね。

指導者の少ないチームなら、保護者間で相談して練習会場にいて何かあったときにサポートできる体制ができていれば安心です。

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お子さんと会話(練習の話)をしましょう

練習があった日や、普段の食卓での会話で、練習の話をして下さい。

何気ない会話でも構いません。

その中で、

体調が悪くなった時は、すぐにコーチに伝えるように』

という事も共有して下さい。

怪我の時も同じです。

コーチに遠慮しないで、伝えることを教えてあげて下さい。

何気ない会話をする事で、

チームの雰囲気がわかるし、

自チームの良いところ、

逆に改善しないといけないところがわかったりします。

ミニバスは、選手が中心ですが

保護者と指導者の協力があって成り立ちます。

選手、指導者、保護者の良好な関係が

熱中症から子供達を守る為に必要な要素です。

そして、お家の方からもお子さんに、

『我慢と辛抱』を判断できるように話してあげて下さい。

 

まとめ

ミニバスに限らず、クラブ活動、小学生のスポーツ活動では、

選手の頑張りは大切ですが、それを指導する指導者、送迎や洗濯、食事などサポートするお家の方、

みんな、頑張っています。

どの立場の人でもそれぞれをリスペクトすれば、みんな成長することができます。

今回は、熱中症に対して、選手、指導者、保護者がどういった心構えでいたら良いか、考え方などのアドバイスを記事にしました。

熱中症に不安になる季節、少し参考にしていただけたら嬉しいです。

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