「オールコートを使った、個人練習メニューで何かいいメニューはありますか」
部活のバスケ、ミニバスの練習など、
新型コロナウイルスの感染予防を常に考えながら、練習メニューを考えることが必要になっています。
一人に1個ボールをあてがって、ハンドリングやドリブル練習、シューティングなど、
ボールを他のプレーヤーと共有しないようにしているチームは多いはず。
パスを多用する練習や、ディフェンスをつけた練習ができない中で、
いかにして、実戦に近い練習ができるかを考えます。
しかも、一人で始めて、一人で完結するメニュー。
今回は
【一人速攻練習】を紹介します。
一人速攻練習
今回、紹介する練習メニューは、
【一人速攻練習】です。
一人メニューになります。
必要条件
・コートは「オールコート」
・ボールは一人1個
・練習の終わりは、インゴール数または時間設定
練習の目的
・パス&ランのリズムを覚える
・ルーズボールのキャッチ及びパスキャッチのハンドリングを上げる
・パスキャッチからフィニッシュまでのリズム、スピード、正確性を上げる
練習の仕方
練習方法は簡単、単純。
バックコートのベースラインよりから
フロントコートにボールを飛ばします。
ボールを飛ばしたプレーヤーは、すぐに自分でキャッチしに走ります。
キャッチできたら、フロントコートのゴールにドライブしてシュートします。
ただ、これだけ。
取り組み方のコツ
この練習の取り組み方のコツとして
自分で始めて
自分で終わるメニューなので
自分のさじ加減で、生きた練習になったり、死んだ練習になったりします。
自分に厳しく、取り組みましょう。
先に練習の目的を書いてました。
・ロングパスの精度を上げる
・パス&ランのリズムを覚える
・ルーズボールのキャッチ及びパスキャッチのハンドリングを上げる
・パスキャッチからフィニッシュまでのリズム、スピード、正確性を上げる
まずは、
【ロングパスの精度を上げる】
バックコートからフロントコートまで、ボールを飛ばすパスの練習になります。
一人で飛ばして、自分でキャッ
チするということで、
飛ばしすぎるとボールはコートから出てしまいます。自分が走って取れるギリギリのパスを意識します。
少し条件をつけるのも良し!
・ワンバウンドでキャッチ
・ツーバウンドでキャッチ
など。
【パス&ランのリズムを覚える】
ボールを飛ばしたら(パスをしたら)すぐに走ります。
ボールをフロントコートに飛ばせばそれで終わりではないです。
それは実際のゲームでも同じです。
パスをしたら、すぐにダッシュができるようにしましょう。
【ルーズボールのキャッチ及びパスキャッチのハンドリングを上げる】
うまく距離の調整ができないうちは、飛ばしたボールはルーズボールのような扱いになります。
うまく距離の調整ができなくても、頑張って取りにいきましょう。
ボールがうまく条件にあった飛ばし方になれば、しっかりキャッチしてマイボールにしましょう。
ハンドリングスキルの向上につながります。
【パスキャッチからフィニッシュまでのリズム、スピード、正確性を上げる】
飛ばしたボールをキャッチすれば、ゴールに向かってフィニッシュをします。
確実にボールをキャッチしたら、その時の体の向きや、重心を考えて、
早くフィニッシュができるように
スピードが落ちていれば【スピードを上げる】
キャッチ時にスピードがついていたら【スピードをコントロール】
できるように、
必要なドリブルや、ステップを選択しましょう。
そして、正確にシュートをするようにします。
まとめ
一人でやるメニューなので、
生かすも殺すも
取り組むプレーヤーのやり方で変わります。
ただ単に、流してやるのではなく、ゴール設定(目標設定)を作って進めるといいかもしれません。
コロナで大変な世の中ですが、できることをコツコツと練習していきましょう。
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