「練習でジャンプシュートの練習があるのですが、ボールが重たくてなかなか入りません。」
・シュートの基本3形態
・クイックなシュートが主流になってきている
・ジャンピングショットのススメ
無理にジャンプシュートをする必要はありません
バスケットボールでジャンプシュートを決める人ってかっこいいですよね。
憧れるし、自分もそうなりたいと誰もが思うと思います。
ミニバスをしている子供達も憧れを持って練習していたり、コーチに教えてもらったりしていると思います。
でも、小学生は1年生から6年生までいます。
もちろん、低学年に関しては、ワンハンドシュートを打つことも大変なことです。
高学年になって、少し体が大きくなってくると、綺麗なジャンプシュートを打つ選手もいるかと思います。
しかし、そんな選手はたくさんはいませんよね。
実際は、まだまだ体ができていない小学生はジャンプシュートをしているのを見ると
結構、無理してジャンプシュートをしていて精度も低いように感じます。
憧れや、無理にジャンプシュートを教えられたり使わされたりしていると、
将来的に、シュートフォームに変な癖が残ったり、シュートの決定率が上がらなかったりする原因になります。
体力に余裕がある選手はジャンプシュートをするメリットはあるかと思いますが
小学生の選手は、無理にジャンプシュートを覚える必要はありません。
シュートの基本3形態
ここで、シュートの基本3形態を紹介します。
2)ジャンプショット
3)ジャンピングショット
1)セットショット
セットショットは3ポイントなど長い距離のシュートで使うことが多いです。
パスキャッチからボールをリリースするまでに時間がある時に使います。
落ち着いてシュートができる場面ですかね。
フリースローなんかもセットショットです。
2)ジャンプショット
ジャンプショットは、3ポイントから2ポイントまで幅広く使えます。
ディフェンスからのプレッシャーが高い時や、ゴールしたなどの密集したエリアでシュートをする時に、できるだけ高い打点でシュートを打ってブロックされにくくする時によく使います。
ジャンプをしてから、基本最高到達点でリリースをするので、体幹を意識してバランスよく真上にジャンプするのが基本です。
基本が身につけば、フェイド・アウェイなどの動きもできるようになります。
3)ジャンピングショット
ジャンピングショットは、セットショットとジャンプショットの中間という認識でいいと思います。
イメージは、ジャンプしながらリリースをするイメージです。
しっかりボールキャッチしてから、早くシュートを打てる構えに持っていけば、クイックにシュートができます。
ジャンプして足がフロアから離れると同時にリリースする感じです。
体力のない小学生などは、シュートの距離も伸ばすことができるメリットがあります。
クイックなシュートが主流になってきている
現在のバスケットスタイルを見ていると、NBAでもある変化が見えてきます。
NBAといえば、言わずと知れたバスケットボールの世界最高峰。
NBA選手自体は、当然プロ選手なので、いろんなシュートを面白いように決めています。
ジャンプシュートなら、200cmの身長でジャンプするのですから高さがあります。
しかもインサイドプレーヤーの長身選手にボールを集めてダンク!
でも、それは一昔前のプレースタイルです。
しかし、現在はアウトサイドシュートが勝敗を分ける要素になってきています。
しかも、それほどジャンプをせずにクイックにリリースをするアウトサイドシュートが主流になってきています。
それは、なぜか?
簡単です。
ブロック!!!
されるからです。
ただでさえ、身体能力の高いNBA選手です、そこに時間をかけるという隙を与えてしまうと、せっかくのシュートチャンスを潰してしますことになります。
NBAでも有名な、みんなが知っている
『ステフィン・カリー』
3ポイントショットの名手ですが、彼のボールキャッチからリリースまでに何秒かけるか・・・
答えは
【 0.42秒 】
と言われています。
それだけ、早いとなかなかブロックにも行けないし、
キックアウトのパスや、
強力なヘジテーションでチャンスができると
それがシュートチャンスになってきます。
ジャンピングショットのススメ
話を戻しましょう。
ミニバスで、無理してジャンプシュートを覚えるのではなく、
小学生選手は、正しいワンハンドシュートの理解と仕組みを習得する。
そして、よりクイックに実戦で使えるシュートとハンドリング、シュートタイミングを練習することをオススメします。
そのシュートが
【 ジャンピングショット 】
というわけです。
ジャンプシュートもバスケットでは必要な技術です。
しかし、体ができてから練習を始める方が将来的に
【 できる選手 】
になれると思います。
バスケットボールは、身長が高い選手が有利なのは当たり前ですが、身長だけではありません。
フィジカルが強く体幹とバランスが良い選手が活躍できます。
成長期の子供達には、しっかりと将来のために体作りをさせて、
ミニバス世代で身につけておくべきスキルを習得することが大切ですね。
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