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ピボットを当たり前に出来る様になれ!ピボットを解説

 
ミニバスを始めました。バスケのピボットってなんですか?
詳しく教えて下さい。
その質問に答えます。
 
✔︎本記事の内容
・ピボットとは

・ピボットの基本

・まとめ
最後まで記事を読んでピボットを使えるようになりましょう。
 
 

ピボットとは

バスケットボール特有の動きにピポットがあります。

  

バスケットボールはボールを保持してから2歩以上歩くと、トラベリングという反則になります。この反則を活字で説明するのは、なかなか難しいのですが、ボールを保持してから、最初にフロアについた足を1歩目とカウントし、次にフロアについた足を2歩目とします。

例えば、右足→左足の順に止まったとき右足が1歩目です。

左足→右足で止まったときは、左足が1歩目。

  

両足同時に1歩目としてフロアにつけた時(ジャンプストップ)は、左右どちらの足を1歩目とカウントしてもOK。次に動かした足が2歩目になります。

   

1歩目の足は3歩目には使えません。1歩目を浮かして3歩目としてフロアにつけるとトラベリングです。ですから、1歩目は軸足として使います。いわゆる、ピボットフット。コンパスの針のような役割です。

  

2歩目の足は、フリーフットと言います。

1歩目のピボットフットを軸足として、2歩目のフリーフットは自由に動かすことが出来ます。

この動きをピボットといいます。

   

ピボットはパスを受けたときと、ドリブルの動作が終わったときに使う技術です。

このピボットを使って体の向きを変える事が出来ます。それがピボットターンです。

ピボットターンにはいくつか2種類あります。

  

軸足を中心に体の正面方向にターンする【フロントターン】

軸足を中心に背中の方にターンする【バックターン】

  

このピボットターンを、大きく使ったり、細かく使ったり、効果的に使える選手は、パスやシュートチャンスが多く、上手い選手だと言われます。

ピボットの基本

ボールを持った選手が、ディフェンスにプレッシャーをかけられた時に良くあるのが、ピボットが出来なかったり、ピボットをしてもバランスを崩してしまったりしてトラベリングをしてしまう事です。

バランスを崩したり、プレッシャーに負けたりするということは、姿勢、重心が高いという事。

  

ピボットの基本をまとめてみました

パワースタンスをとる

トリプルスレットを基本にした、パワースタンス(押し負けない姿勢)を取る事。

ピボットの基本は、膝を曲げて、少々ディフェンスと接触しても押し負けない姿勢を保つことです。しかし、ただプレッシャーから耐えるだけではピボットにはならないので、パワースタンスからしっかり床を蹴り込んでステップが踏めるスタンスが大切です。

ピボットフットの軸は、つま先を使う

ピボットフットの軸は、常につま先を使う事。靴底全体を床につけてしまうと、靴がグリップをしすぎてしまって、上手く軸として回転出来ません。おまけにステップを踏み込む大きさも小さくなってしまいます。大きなステップが踏めるように、つま先で軸を作れるようにしましょう。

ボールは体の正面で構えない。

試合中にピボットを必要とする選手はオンボールのプレーヤーになります。ディフェンスがプレッシャーをかけてきたときは、当然ボールを奪いにきます。その時、ボールを体の正面で構えてしまうとディフェンスに取られてしまいます。トリプルスレットを基本に、体の横、わかりやすくイメージすれば、ディフェンスに取られない位置(ディフェンスの手の届かない位置)に構えるようにしましょう。

ボールも動かす

ピボットをするという事は、ディフェンスに対して自分の有利なポジションを取る場合や、ディフェンスのプレッシャーから逃れる為になります。保持しているボールを取られないようにするには、パワースタンスで大きくステップを踏んで同時に、ボールも大きくムーブ(動かす)することが大切です。基本は体の前を通さずに、肩より上や、膝より下を通すようにしましょう。

まとめ

バスケットボールを始めたばかりの選手は、やはり上手くピボットターンが出来ないので、上手くステップが踏めずにバランスを失いトラベリングになることが多いです。

試合で落ち着いてピボットターンが出来る様に、練習でしっかり意識をして取り組みましょう。

そして、ピボットターンが当たり前の様に使える選手になりましょう。

>「アンダーカテゴリー(15歳以下)でのマンツーマン推進(=ゾーンディフェンス禁止)」について

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