前書き
今回は、
バスケが【じょうずな子】とバスケが【うまい子】の違いを、私が感じたままに解説します。
「上手」(じょうず)
「上手い」(うまい)
ある辞書で調べると
「物事のやり方が巧で、手際のよいこと」
という意味で、言い方は違いますが同じです。
しかしながら、私的にミニバスの指導をしているときは、少し違った感覚で使い分けています。
「上手」と「上手い」の前に「バスケが」をつけてみて下さい。
「バスケが上手」
「バスケが上手い」
この言い回しの違いを子供達に説明しながら練習をしています。
【バスケが上手(じょうず)】な子】
【バスケが上手な子】はたくさんいます。
全くバスケットボールを触ったことのない子でも、丁寧にドリブルのやり方、シュートのやり方、パスのやり方などを指導すれば出来る様になります。
そうです、指導者、教えてくれる人の言うことをよく聞いて、真似をすることで、小さい子や始めたばかりの子でも上手(じょうず)に出来る様になります。
適当なシュートでも入ってしまったりします。
【バスケが上手い(うまい)子】
【バスケが上手い子】は、バスケの基本がわかっている、身につきかけている子が、練習中や試合中に、その一瞬のプレーや次のプレー、そしてどうしたら良いプレーが出来るかを考えながら出来る子。
わかって頂けたでしょうか?
【じょうず】と【うまい】の違い
「じょうず」と「うまい」の大きな違い。
プレー中に成り行きや、偶然の、何も考えずに適当に成功したプレーや、シュートには
「上手(じょうず)だなぁ~」
と声をかけます。
選手が自ら考えて、自分でチャンスをつくったシュートや、ディフェンスのパスカットなどは、例えシュートが外れても、ディフェンスでファールになっても
「上手い(うまい)!」
と声をかけています。
【じょうずな子】は、何となくプレーしている子
【うまい子】は、考えてバスケットをしている子
この違いは大きいです。